春イベント間近の艦これですが、以前からちょっと見てみたいと思っていた『艦これスタイル』の最新刊を買ってみました。
艦これに関してはゲーム以外のものは音楽CD、カレンダー、漫画くらいしか手を出していないという状況で、初めて買った漫画以外の公式艦これ本です。
四冊目ということで、発売時期からすると季刊誌という感じでしょうか。
ネット通販で購入しましたが、どんな本が届くのか楽しみでした。
B5サイズで厚さが12mmほど、175ページで結構ズッシリ重い本です。
おまけでB2ポスターとICカード型ステッカーが付いて税別1,050円でした。
ポスターは本誌表紙のイタリア艦娘ですが、残念ながらおまけということで折りたたんであるので折り目がついてしまっています。
貼る場所が無いのでこのまま開封せずに保管しておこうと思います。
装丁は表裏ともに綺麗に加工が施してあり、紙質も良くて保存版としてとっておくにも良い感じですね。
そして、気になる内容ですが・・・。
最も気になっていた巻末の田中プロデューサーへのインタビュー記事から読んでしまいました。
ネットで情報が出ていましたが、きちんと全文を読むとプロデューサーがどんなことを考えているのか垣間見えて面白いですね。
巻末を読んでから最初に戻って読んでみましたが、ブラウザゲームの艦これ以外の最近の艦これ情報がコンパクトにまとめられていました。
運営Twitterを欠かさず見ていれば目新しいことは無いですが、写真を交えて三越・Avail・日本酒などのコラボをはじめ、酒保伊良湖、オーケストラ、艦これアーケードなどの情報などが一度に見られたのは良かったです。
三越やAvailのコラボは多少興味はありましたが、各webページでじっくり見ていないのでグッズの写真は興味深かったです。
他にも艦娘音頭の公式振付や声優さんへのインタビュー記事などなかなか盛りだくさんでした。
そして、もちろん本家ゲームの情報もたくさんありました。
前回の冬イベントをはじめ、海域攻略情報や各種装備、艦娘、任務などの細かなデータが載っています。
このへんは艦これwikiや攻略サイトを見れば済みそうな内容ではありますが、マスクデータが多い艦これでは『公式本』のデータであるというのは結構重要です。
運営から編集部にどれくらいゲームデータが知らされているのかはわかりませんが、KADOKAWAから発行されている公式艦これ本のデータの信憑性はとても高いと思います。
任務などもフローチャートが載っていて、デイリーやウィークリーなどもどの任務をやると次にどの任務が出てくるかなど載っています。
色々なデータ類の中で最も気になる『改修』に関しては、改修出来る装備と改修可能な曜日、2番艦などの一覧はありましたが、残念ながら肝心の『具体的な改修効果』については記述が無く、改修で火力がどれくらい上がるかという実例を出してうまくぼやかしているなぁという感じでした。
各装備の改修後のステータス変化が数値ですべて出ていたり、フィット砲や艦隊防空値などの詳細、各遠征の編成内容、各海域にある羅針盤の分岐条件などが出ていたりしたらそれだけで5倍の値段でも買いたいくらいです。
データや各種説明はゲームに慣れている提督には目新しいものはありませんが、EO海域攻略の記事で具体的な編成例と装備が載っていたのは結構興味深いです。
羅針盤を固定する具体的な艦種などは詳細には書かれていませんが、1-5は4隻以下でとか1-6は軽巡1、駆逐5でこのルートを通るとか書いてあるのは参考になりますね。
もちろん、wikiで見て知っている情報ではありますが、公式本で明記されているのを見ると情報の確度がグッと高くなる感じがします。
まだ2-4で苦戦していたり、EO海域をやったことがないような初心者提督には結構参考になるところは多いと思います。
今回、初めて『艦これスタイル』を買ってみたのですが、想像していたよりもずいぶん内容が濃くて驚きました。
最初は1,000円とか高いなぁと思っていたのですが、装丁も綺麗ですし保存版として保管しておくにも良い感じの本でした。
既刊本は・・・まぁ今から買わなくても良いかなと思いますが、次回発売するときは予約して発売日に買ってもイイナァと思いました。
艦これスタイル 肆 (カドカワムック)「艦これ」編集部 KADOKAWA 2017-04-24 by G-Tools |