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Channel: ゲーム | Kimagureman! Studio ~趣味全開! 気まぐれ更新日記~
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鋼鉄の咆哮3をWindows10で遊んでみた

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20190916132908s.jpg


今年はWindows7最後の年ということでメイン・サブPCともにWin10に乗り換えました。
2020年1月でWin7のサポートが切れますが、2019年10月の消費税UP前に完了出来て良かったです。

もう完全にWin10機に移行して毎日使っていますが、唯一Win7機に心残りがありました。
それが『鋼鉄の咆哮3をプレイする』ということです。

Win7では最新パッチ適用で特に問題なく遊べましたが、Win10では起動すらしません。
これをどうしようかと思っていました。

ゲーム用にWin7機を1つ残すというのも考えましたが、メインサブ以外にさらに1台は増やしたくないですしゲーム専用としてもサポートが切れるOSが載ったPCをネットワーク上に置いておくのもどうかなと思いました。

そこでWin10で動かす方法がないか探してみたところ・・・ちょっと面倒ですが動かせる方法があったのでやってみることにしました。
以下のサイト様を参考にさせていただきました。

 link >>  Windows10でシムピをプレイできるようにする[secdrv.sys移植] | かわらしむ
 link >>  天翔記.jp


簡単に言うと・・・。
動作に必要な『secdrv.sys』というファイルをWin10用にカスタマイズしてWin10のテストモードで動かすというものです。

方法は以下のような感じでやります。

【事前準備】鋼鉄の咆哮3 + 最新パッチをインストール。

【1】Win7,Win8.1から『secdrv.sys』をWin10機へコピー。
→ C:\Windows\System32\drivers\secdrv.sys

【2】Win10でカスタマイズするためのソフト(Windows 10 SDK)をインストール。

 link >>  Windows 10 SDK – Windows アプリ開発


【3】コマンドプロンプトにてテスト用の証明書を作成して『secdrv.sys』にテスト署名を行う。
C:\test内にsecdrv.sysをコピーして以下を順番に実行。
→ cd C:\test
→ “C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\10.0.18362.0\x86\makecert.exe” -pe -r -ss my -n “CN=myTest” myTest.cer
→ “C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\10.0.18362.0\x86\certmgr.exe” -add myTest.cer -s -r localMachine root
→ “C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\10.0.18362.0\x86\certmgr.exe” -add myTest.cer -s -r localMachine trustedpublisher
→ “C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\10.0.18362.0\x86\signtool.exe” sign -v -s my -n myTest secdrv.sys

【4】secdrv.sysをシステムフォルダ内にコピー。
(この時点でsecdrv.sysにデジタル署名タブが増えているハズ。)
→ C:\Windows\System32\drivers

20190916161929s.jpg

【5】Win10をテストモードで起動。
コマンドプロンプトで以下を実行。(ON/OFF後は再起動する。)
→ bcdedit /set TESTSIGNING ON (テストモードON)
→ bcdedit /set TESTSIGNING OFF (テストモードOFF)

20190916125617s.jpg
テストモード時は右下に表示が出る。

【6】Enjoy!



まずは『secdrv.sys』を用意するところから始まりますが、Win7,Win8.1が無いと困ります。
その場合は、以下のサイト様を参照して用意します。

 link >>  天翔記.jp


あとはMicrosoft公式ページからWindows 10 SDKをダウンロードしてインストール。
コマンドプロンプトで順番に入力していけばOKです。

注意点は、コマンドプロンプト、鋼鉄の咆哮3ともに『管理者権限』で実行するというところです。
テストモードで再起動しても管理者で実行しないとゲームが起動しませんでした。

また、makecert.exeなどの各種実行ファイルの場所が参照サイト様のものと少し違っていました。
binフォルダの後に10.0.18362.0フォルダが入ります。

テストモードの切り替えが面倒ではありますが、上記サイト様で切り替え用のツールも配布されています。
これを使えば簡単に切り替え出来ます。

 link >>  天翔記.jp



後記

ファイルを用意したりソフトをインストールしたり、コマンドプロンプトを使ったりと少々面倒ではありますが、無事にWin10で鋼鉄の咆哮3をプレイすることが出来ました。
今回はWin10 HOME 64bit版を使いました。

軽くプレイしてみましたが、特にフリーズしたりすることもなくプレイ出来ました。
Win7の時でも最新パッチが無いとうまく動かないところがあったのでおそらくWin10でも同パッチは必要と思われます。

これで古いゲームも最新OSで遊ぶことが出来そうです。
ただ、今後のアップデートでもしかするとまた使えなくなる・・・かもしれませんが。

個人的には公式でSteamなどを使ってWin10で動くものを販売してもらえればそれが1番なんですけどねぇ。
おそらく権利上の問題などで出来ないのではないかと思います・・・。

なにはともあれ、これでWin7からWin10へ完全移行出来そうです。


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